理系と文系の違い

皆さんは大学での理系と文系の違いがわかりますか？？　もちろん，学びの内容が違うと言うことはわかっているでしょうが，将来（職域）に大きな違いがあります。

総合職，一般職，専門職という言葉は聞いたことがあると思います。
総合職：企画や営業，管理業務など業務全般に従事する職員で幹部候補生となる
一般職：事務や定型的な仕事、営業のアシスタント的な職務を行う
専門職：特定の業務に専従する職員で高度な専門知識や技能が求められる

技術職という言い方も良くしますが，理系の専門職と言ってよいかと思います。

文系は，総合職か一般職で就職することが多く，専門職で就職することは弁護士や国家公務員上級職を除くとあまりありません。会社の同じ部署で，文学部・経済学部・法学部出身の人が一緒に働くというのは当たり前になっています。（とは言っても，やはり違いはありますからこのＨＰで内容を良く確認しておいてください・・いくら何でも，完全に職域が決まらないとは言い切れません！）
それに対して，理系は専門職での就職が中心になります。もちろん，総合職や一般職に就職することもありますが，それほど多くはありません。

文系の人は大学に入ってから将来の職域を考えていくことも可能ですが，理系の場合はどの学部・学科に進んだかによって，将来の職域が決まってしまうことが多くなります。ですから，学部・学科の内容を正確に把握しておくことが非常に重要になります。このことは，絶対に忘れないでください。

文系の方へ

文系は就職に関してはあまり職域の差がないのですが，逆にやりたいことを学ぶことが充実した大学生活への途となるはずです。文系の中には，旧来の分類には入らない融合系の学部が沢山あります。自分の将来を見つめるためには，きちんと考えなくてはいけないと思います。また，文系に入れてしまってはいけないのですが，教育学という大きな選択肢があります。ですから，リンク先をよく見て考えてください。